創業Q&A
「損益計画表」は、どのように作るのですか?
創業するまでに事業計画書の作成が必要不可欠です。
事業計画書は、事業目標を実現するための行動計画で、事業をどのように実現させるのか、数年先までの目標や戦略を描いたビジネスプランです。
事業計画書とは以下の内容を備えたものです。
(1)事業構想
(2)具体的な事業内容
(3)創業時の資金計画表
(4)損益計画表
(4)損益計画表
これから事業を始めるにあたり、どれくらい利益が出るのか把握する必要があります。開業後の損益の見込を「損益計画」といい、予測にあたっては「経営環境」、「設備能力」、などについて総合的に検討してください。
損益計画表の記入ポイント
事業計画書(損益計画表)のポイント
(1)売上及び売上総利益の予測
●創業当初の売上見込について
客単価を500円で、1日あたり200人を想定しています。営業日数が25日だから、月平均の売上高は次のように見込んでいます。
(客単価500円)×(客数200人)×(営業日数25日)=250万円(月間)
売上原価は、原価50%くらいのため、売上総利益は次のようになります。
250万円-250万円×50%=125万円
(2)経費の予測
●経費の見込について
人件費は、弟の給料が20万円、パートスタッフ2名の給料が35万円、合計55万円(月間)位を見込んでいます。
あとは家賃が20万円、金利が1万円、水道光熱費・消耗品費等の諸経費が24万円程度かかるため、合計すると月に100万の経費がかかります。
(3)利益予測
●創業当初の月間利益について
月間利益=250万円-125万円-100万円=25万円
(4)借入金返済可能額
●借入金の返済可能額について
借入金返済可能額=利益25万円
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